オープニング詳細|WTRPG11 グロリアスドライヴ
  1. グロリアスドライヴ

  2. SALF本部

  3. 【堕天】TheSUN

連動 【堕天】TheSUN 絢月滴

形態
ショート
難易度
普通
価格
1000
ジャンル
堕天 バトル 
参加人数
156~15人
予約人数
10010100
基本報酬
200000G
200SP
2000EXP
おまけ報酬
20000G
相談期間
5
締切
2019/08/07 23:00
完成予定
2019/08/22 23:00
機体使用
-
関連シナリオ
-

●太陽となるために
「……凄い数だな……」
 SALFロシア極東支部所属のライセンサー直井狼(ナオイ・ロウ)はキャリアーの中、はるか上空からからこれから戦場になるネザー周辺を見ていた。あそこにいるのはこの前支部を襲ったナイトメア。あそこに居るのは以前駅に出たというナイトメア。あそこにいるのは――。どう攻めるかを考える狼のインカムに一本の通信が入る。今回の作戦に同行しているノヴァ社のEXIS開発者、四ノ宮揺光(シノミヤ・ヨウコウ)からだ。
『もうそろそろ降下時間です。格納庫に来て下さい』
「分かった」
 狼は立ち上がった。一緒のヘリに乗ってきた”あなたたち”を促す。エレベーターで一つ下のフロアに降りると、数体のアサルトコアが並んで居た。側では整備士たちが最後の調整をしている。狼と”あなたたち”の姿を認めた揺光が話かけてきた。
「狼さんはNo3のアサルトコアの上へ。あなたは……えっと、No5のアサルトコアに。 あ! きちんとアサルトコアの装備を掴んで下さい! でないと振り落とされますよ!」
 揺光の指示に”あなたたち”が従っていると、格納庫に声が響いた。今回の作戦のオペレーターの一人である九曜要(クヨウ・カナメ)(lz0070)の声だ。
『皆さんの戦闘エリアに居るナイトメアの情報分析が完了しました。作戦開始まで短い間ですが、参考にして下さい!』
 格納庫の巨大モニターにナイトメアの情報が映し出される。
 
---
・ナイトメアについて――

 大きさは全て小型。以下名称/タイプ/備考で記載
 
 1:蛾/攻撃/地上3Mほどを飛行
  攻撃方法:鎌による切りつけ(射程1、範囲1:物理攻撃)。
       目くらまし(射程5、範囲1。対抗判定に失敗した場合、BS行動妨害が付与)
       鱗粉(射程2、範囲1。知覚攻撃)
       
 2:狼/攻撃/なし
  攻撃方法:切り裂き(射程1、範囲1:物理攻撃)
  
 3:ダンゴ虫/防御/なし
  攻撃方法:体当たり(射程2、範囲2:物理攻撃)
  
 4:モグラ/攻撃/なし
  攻撃方法:ひっかく(範囲2、射程1:物理攻撃)
       潜行(射程2、範囲1の物理攻撃。3ターンの間、動かなかったPCを標的にする)
       
 5:芋虫/攻撃/なし
  攻撃方法:体当たり(射程3、範囲1:物理攻撃)
       呑み込み(射程3、範囲1。対抗判定に失敗した場合、呑み込まれる。その場合5ターン以内にナイトメアにBS付与に成功すれば救出可能。助けることが出来なかった場合、ライセンサーは変調:回避低下(効果値2)を付与された状態で吐きだされる)
 
 6:トカゲ/防御/射程1以内への攻撃不可
  攻撃方法:射撃(射程8、範囲3:知覚攻撃)
 
 7:羊/防御/攻撃手段なし
  リジェクションフィールドを回復(射程12、範囲3)
 
---



 ”あなたたち”はそれを眺めて、敵の情報を頭に入れた。
 そして、作戦開始の時間がやってくる。
 ネザーの真上、ほぼ宇宙とも言える場所に浮かぶキャリアーのハッチがゆっくりと開いた。
 ノヴァ社が開発した超大規模閃光弾――ツァーリ・スヴェート――の射出カウントダウンが”あなたたち”のインカムを通して聞こえてくる。


 5.
 4.
 3.
 2.
 1.
 
 
 
 
 0.




 超大規模閃光弾が射出され、空が眩い光に包まれる。
 その光――まるで星のように見える煌めき――と共にアサルトコア部隊はネザー周辺への降下を開始した。その上で、アサルトコアにしっかり掴まって戦場に進む”あなたたち”に要が言う。


『どうか……どうか無事に、帰ってきてください……!』

ネザー周辺のナイトメアを一掃して下さい。


◆戦闘場所(1マス=4スクエア)(1マーク=10体)(遮蔽物はありません)
 ☆……蛾
 ★……狼
 ●……ダンゴ虫
 〇……モグラ
 ▼……芋虫
 ■……トカゲ
 △……羊

  ABCDEFGHIJK
1| ■   ★   ■ |
2| ●       ● |
3|     ▼ △   |
4|  ○        |
5|△  ☆  ☆ ★  |
6|           |
7| ▼   ■     |
8|          △|
9| ○    ○    |
10|  ☆ △    ▼ |
11|△          |
12|    ★  ☆   |
13| ■   ○   ■ |


◆プレイングに開始位置の指定をお願いします。

◆分からないことがあれば、要が答えます。

ネザー攻略カウントダウン。
こんにちは、絢月滴です。

敵の数が多いですが、ばったばったと倒していきましょう。

それでは。
皆様の無双プレイングをお待ちしております。

  • 空の目
    好野 渚la0076
    人間25才|ネメシスフォース×スピリットウォーリア

ふむ、この難局を覆してこその真の漢というもの。

●目標
敵の殲滅

●行動
方針:88参照
同初期位置班との連携密に
敵動向注視:敵攻撃方法確認
背後及び包囲警戒
常時他班との連絡
常に誰かと一緒、孤立×
初期位置:B10(壱)
初手:E10の羊に向かい範囲攻撃
→味方巻込無:咲き乱れる赤
→味方巻込有:レールガン
可能ならC10の蛾の下を抜けてE10へ無理ならB11から迂回しE10へ
E10羊撃破後K12組との合流目指す
E10羊攻略時羊耐久値確認
自身の攻撃で即撃破可能:優先的に範囲攻撃使用
自身の攻撃で即撃破不可:他味方と連携及び他範囲攻撃時最大巻込み可能な敵狙う
他班合流後意欲目標:羊及び蜥蜴優先撃破
状況に応じ随時柔軟に対応
範囲攻撃時最大数攻撃可能エリアに優先使用(羊含むが望ましいが絶対では無い
「この程度の事で俺を止めれると思うなよ!
攻撃スキル使用時は主武器:本
攻撃スキル切れ(青は含まない)→主武器:★5知覚銃変更
射程活かし遠距離敵優先攻撃
弾数切れでリロード
リロードは味方が攻撃しているタイミングで行う(隙を作らない
「雪信が一緒ならば心強いな、背中は任せたぞ
「スキルだけだと思うなよ。使えるものは何でも使うぞ

使用優先スキル
咲き乱れる赤(羊優先使用)>レールガン>凍り閉ざす銀
※味方呑込時のみ惑い写す青最優先使用(但し他味方とスキル被り×


  • 88la0088
    人間33才|セイント×ネメシスフォース

目的
全敵鏖

【方針】
MAP下方確保を優先としつつ、順次敵の殲滅
初期配置
壱(B10)/弐(C3)/参(D7)/四(H9)開始組→合流狙いつつ初期E10配置の羊を目標
五(K12)開始組→J13蜥蜴優先
以後は全隊協同してMAP下方の敵駆除優先
下方安全地帯を確保しつつ上方から進撃する敵迎撃
敵優先度 羊>その他(※状況、各指定により変動有
常時敵侵攻位置や攻撃行動等を共有、互いに警告することで被弾を抑える

個人
【方針】準拠
五組
開始後、組員と共にJ13蜥蜴狙う
各組進行状況、敵位置情報等を整理しつつ交戦
蜥蜴撃破後は他組との合流狙いつつ、敵の撃破
整理した情報元に敵が薄い位置や敵密集した危険予測箇所を共有
極力囲まれない位置侵攻を提案
前を攻める味方の後方からの奇襲追撃警戒
その際は後方の敵の迎撃

攻撃
敵密集時→味方巻き込まぬ位置調整しつつ赤使用
敵単体時及びスキル切れ時
近接:ワンド使用
遠隔:対物理有用→P8000 対知覚有用→エネルギーガン
リロードは味方にカバー頼みつつ実施
対蜥蜴は隣接して攻撃無効化
対芋虫は近づかず射程生かし銃撃
味方と狙い合わせ確実に葬る

防御
原則敵挙動見極め回避
体力低下味方時いた場合、スピラル装備し庇う
土竜潜った際、味方に警告、移動推奨

回復
自軍誰かが体力40%以下時、ヒール使用
複数いる場合、審判で攻撃と回復同時実施

  • 新たなる道
    黄昏 空la0099
    放浪者18才|スピリットウォーリア×ゼルクナイト

初期位置
壱(B10)、弐(C3)、参(D7)、四(H9)、五(K12)の内
参から出発
全体方針通りE10周辺の羊を目指し進軍
ただし、その際同じ参から出発するメンバーで孤立する人が出ないように気を付けつつ移動
敵集団と交戦時、積極的に範囲攻撃を仕掛けていく
「これだけ多いんだ、ガンガン攻撃して潰していこう!」
羊は回復されると長期戦になるので最優先で攻撃

スキル使用優先
自分中心に十字に敵密集→ブラッドブリンガー
敵が三体隣接している→大嵐屠
上記二スキルの条件に合っていない時→幻想之刃
攻撃は大剣で

味方が合流し始め回復スキルも充実して来たら
自分の消耗具合も見ながらだが果敢に切り込む
範囲攻撃が尽きた場合も可能なら大剣での接近戦で弱った敵から確殺していく

生命力が5割まで低下した場合
友軍の消耗具合を確認し、前衛が足りているなら前衛から中衛へ立ち位置変更
拳銃→マシンガンの順でリロードなしで切り替えながら攻撃を畳み掛ける
回復支援を受けられたら再度前衛へ出張る

基本的には前衛で暴れるのが性に合っている
ドカーンと特攻しガツーンと叩く
野性味あふれる攻撃で味方を精神的にも鼓舞していく

特に蜥蜴は接近戦の対処が出来ない分、こっちの有利な状況になりやすい
強みの白兵戦で速攻撃破を狙っていく

芋虫に飲み込まれた際
内部から大剣突き刺し脱出試みる

アドリブ歓迎!

  • 乗せ上手なオネェさん
    野津 雪信la0182
    放浪者18才|セイント×スピリットウォーリア

確実にしっかり倒していきましょ
回復はお任せあれよ♪

◆目的
敵殲滅

◆行動
初期位置:B10
基本方針は88さんプレ参照よ
同初期位置の仲間に足並み合わせて回復の届く距離以内で銃で仲間の攻撃の援護をするわ
仲間が攻撃することでターゲットが集中する可能性もあるからその場合は盾に持ち替えて護るわ
仲間が負傷・敵が狙っている等では審判を使うわよ
範囲攻撃を使う仲間には極力敵を巻き込めるように銃や攻撃等で誘導するわ
これだけ敵が多いと被ダメ量もあって芋虫に呑み込まれる確率も高そうだし、接近しすぎず直ぐ距離を取るか回避を試みるわ
潜行する敵もいるみたいだし、足元等にも注意。地面の盛り上がり等で仲間が危険そうなら銃や近接なら刀で対応
北側に向かう仲間がいればそれを追撃する敵を警戒するわ(必要なら盾で護ってカウンター)
基本的に回復と銃での攻撃、生命力が低くなった仲間がいれば盾で護りつつ審判で敵を攻撃して回復したりと、支援と回復を主に動くわ
少し距離を取る事になるでしょうから、敵の位置や状況を常に把握して仲間に伝えるわ
(射程や、ダメージ量、負傷者数によって回復スキルを使い分ける)
「あらあら、任されちゃったわ。じゃぁ、攻撃は私の分まで思いきりお願いね♪」(好野さんに)
「うふふ、あまり激しいオトコ(?)は嫌われるわよ」(敵攻撃から仲間を庇う時等)

○方針
初期位置:C3
【方針】準拠
初手は全力移動、E10へ強襲
以後は地図上方(6列から上)の攻勢に注意しつつ、地図下方(7列から下)を制圧
制圧後は上方の残敵を掃討

○行動
他方と情報共有を徹底
特に交戦や地図下方制圧の状況、相対距離、特に上方の敵侵攻状況を注視
それを元に加勢先選定や移動速度、スキル使用頻度を調整
下方制圧が上方敵戦力の侵攻に間に合うよう、各員へスキル使用頻度を提案
(下方蜥蜴と羊の掃討、下方敵戦力の半減を指標)
地図上方の敵進行は壱~四と共有、後背を突かれぬよう注意を徹底
特に高速個体の識別とその襲来への警告(近傍友軍への警告を最優先)

自身もそれに応じてスキル使用頻度を調整
羊や蜥蜴掃討時は範囲スキル(杖装備)を併用、それ以外では銃器での射撃を含む通常攻撃を重視
優先個体は友軍範囲スキルの撃ち漏らしの処理、友軍への追撃阻止、地図下方の制圧の優先指標に従う
同指標においては蛾、土竜等の白兵攻撃機会が少ない敵を優先
他方友軍の南下遅滞による孤立が生じた場合は該当班の周辺友軍へも支援を打診
最優先で周囲敵戦力の排除を実施

射撃はGR-117、FD5A、M-9Vの順で弾切れ毎に換装
再装填は長距離移動や敵侵攻待ち等の非交戦時時に実施(M-9V、GR-117、FD5Aの優先順)
友軍攻勢健在時では友軍と意思疎通、余力を確認後に行う
最終手段は杖での白兵

初期位置:C3
同班メンバーと共に全体方針に従い行動
前衛及び囮役担当

◇敵への対応
基本的に回避重視で近接戦
蛾:目くらましに警戒、攻撃は射撃持ちに一任
土:潜行前に接近
蜥:全力移動により一気に接近

・序盤
初動は全力移動でA5羊を目指す
接触次第バーストクラッシュを最も多く巻き込める位置で使用
使い切った場合パワークラッシュ
上記の行動のためやや味方から距離を取って突撃
瀕死の個体を優先し頭数を減らすことで早期の回復を防止

・中盤
道中の敵を倒しつつ南下し別班と合流
スキルの回数が残っていれば多数を巻き込める状況で使用
別班と適宜連携・協力し南部の敵を殲滅
味方が危険な場合は全力移動で射線に割り込むなど援護を

・終盤
北上の際は全力移動を生かし遠距離攻撃が厄介な敵の懐に一気に接近→撃破を狙う
味方の範囲攻撃の邪魔にならないよう留意
もし必要があれば構わず撃ってもらい気合で回避

ナイトメア掃討

ナイトメアもこれだけ揃うと壮観です…
ただ、それだけ厄介ですから効率よく叩くことにします

(班分け)
五班(初期位置:K12)

(行動)
基本的には【方針】を参照

最初はJ13の蜥蜴を掃討
初手で味方に注意して龍震虎咆で薙ぎ払い、グランドセイバーに持ち替えて止めを刺していく

以後は全隊協同してMAP下方の敵駆除優先
下方安全地帯を確保の為他と可能なら背後をとられない様に鶴翼の陣を意識しつつ上方から進撃する敵迎撃

敵優先度 羊>蛾>その他(※状況、各指定により変動有

羊は回復を考えて確実にグランドセイバーで削る
蛾は距離に注意してオートマチックXR7で撃ち落とす事を意識
モグラは見失わない様にして近くにいる場合は細かく移動して対処

戦場が流動的でかつ彼我の数が多いので最後まで最低限、周辺のナイトメアと蜥蜴の位置には注意して立ち回ります

初期位置はHの9
皆より頭数が少ない分、無理は禁物か。他の地点の味方との合流を優先。
E10の羊の撃破を先に行い、その後味方と合流次第南側のナイトメアの撃破を行う。
敵の撃破は最寄りの相手から、合流し複数グループになる前に対処。
味方の消耗時は回復スキルでシールドの修復を。
銃は牽制程度、剣での斬撃、刺突を主に。横薙ぎを行う場合は味方に当てない様に間合いを確保。
数を早めに減らす場合は旋空連牙を叩き込む。

乱戦時は包囲されないように注意。なるべく前方方向に敵がいる様な位置を抑える。
孤立している味方がいるならそちらのカバーに、自身が孤立しているなら敵を一部引き寄せて囮になる。

相手に切り込む際は間合いに注意。相手の種類によって速度も違うと思われるので足並みが乱れるなら待つ事も考える。
移動速度、射程などを加味し、最小限の被弾に抑えた後に一気呵成に攻勢に出る。

相手の範囲攻撃は敵味方お構いなしに撃つなら敵ごと巻き込む様に位置取る。
衝撃などが貫通しないなら敵の体を遮蔽に使ってダメージを抑える。有効ならナイトメアの死骸でも盾にする。

「敵地の只中でもダンディは輝くもの。さぁ手早く、確実に行こうか」
D7からスタート。開幕、他の位置に降り立った皆と同流するため、図下の方角へ移動。
合流後は皆とつかず離れずを意識。モグラの潜行対策かつ狙いを定めさせない為に毎ターン1SQでも移動する。
攻撃は、もうあとひと押しで倒せそうなものを最優先で倒すことを意識しつつ、
羊、誰かを飲み込んだ芋虫、トカゲ、蛾、他誰かが攻撃済みの敵、その他の順に優先的に撃っていく。
或いは、C3スタート組がこちらと合流しようとした際に、移動を敵に阻まれそれが難しくなった場合は、邪魔な敵の排除を最優先とする。
羊には心射撃を、誰かを飲み込んだ芋虫には支援射撃を、トカゲにはスナイピングを、それぞれ一体につき一発初めに撃ち込む。
「お見事」
「まさに万夫不当の豪傑よ、なんてね。ふぉっふぉっふぉ」

  • アイスの女神
    桃簾la0911
    放浪者22才|グラップラー×スピリットウォーリア

作戦名ミチオール――流れ燃え尽きるのは遠慮したいところです(くす
いっそ奈落の底闇を照らす太陽となりましょう
『帰ってきてください』?
ええ、絶対に帰りますとも…わたくし達を信じ待っていなさい

■行動
【方針】に沿い行動

初期位置:K12
初手でJ13の蜥蜴へ接近、敵群へ突入し槍でPクラ
初撃で倒せなかった分はPクラ追撃(味方乱戦ならPツイ)
スキル出し惜しみせず、まずは敵数減らすことを優先

J13蜥蜴殲滅後は接近してきた敵と逐次交戦しつつ、合流した他班の元へ合流
途中敵は殲滅に拘らず合流を優先
但し羊は優先的に攻撃
同初期位置メンバーに単独突出が無いよう留意

パワー系スキル使用時以外は原則篭手装備
敵攻撃は回避
「わたくしを簡単に捕らえられると思わぬよう
常時動きを止めず

全体へ合流出来れば乱戦具合も上がるだろうから、Pツイ、龍震で敵密度高い部分狙い攻撃
友軍状況見て戦況悪い箇所への強襲攻撃支援するべく位置取りを心掛ける
「大丈夫ですか。加勢します
離れた敵群にはミネルヴァ弾幕で敵接近数を抑制
蛾は翅狙い落す
蜥蜴は接近し攻撃
羊を優先撃破しつつ北へ戦線上げ
「残り僅か。最後まで手加減などしてあげませんよ?(微笑

「ふっ……いくら数を揃えようと我が深淵から放たれし刃は全てを切り裂く。苦しむ瞬間もなく…その命は我が手のひらに」(それっぽくカッコいいポーズ


同行者
陽乃杜 来火la2917


行動
初期位置


基本的に隠密
近くの敵から離れつつ上部5列にいる蛾2体を攻撃するルートでD7付近にいる来火の近くに移動
以後離れず近づかずを意識して隠密したまま撃破サポート

「兄さん!僕も来たよ……兄さんを苦しませたりはしない!」


蛾や芋虫の攻撃に対して幻影幻舞使用
必要に応じて銃に切り替える



モグラは常に動き対策

トカゲには銃使用

ダンゴムシは後回し

蛾、芋虫、羊積極的に撃破

目的:
沢山いる敵をすべて撃破。
一番多くやっつけたらさいきょーに違いない。

準備:
・作戦
5班に分けて行動。
それぞれB10・C3・D7・H9・K12から出発。
K12班以外は合流を狙いつつE10付近の羊を目標とし、
K12班はJ13の蜥蜴を優先。その後は全員合流後に南側の敵の撃破を優先し、
粗方片づけた後に北側から来る敵の迎撃を行う。
攻撃優先順位は基本的に羊を優先するが、
状況により危険な芋虫や蜥蜴、蛾等にシフトする。

・準備
各班連絡用に無線機を用意。
閃光で視界が塞がれる可能性を考慮してサングラスも用意。

行動:
B10から出発。前衛として行動。
とにかく後衛が攻撃に晒されないように前に出て攻撃を仕掛けていく。
他の班との合流までは味方の人数も少ないので、
とにかく敵の数を減らす目的で範囲攻撃を多用していく。
合流完了後は残ったスキルで攻撃を仕掛けていくが、
味方が狙われそうな場合はロードリーオーラを使用する事で注意をこちらに向け、
敵に袋叩きにされそうなら状況に応じて盾に切り替えて防戦。

▼心情
命がけでエルゴマンサーに向かっていった仲間がいるんだ
この程度の敵の数で弱音は吐いていられない
仲間が地獄から戻ってくる場所取り戻すために、ここの敵は全て蹴散らす!

▼行動
開始位置 参(D7)
【方針】に従う
羊最優先撃破
それ以外は射程内の敵から順次片付ける
距離同じ場合撃破優先度 羊>芋虫>トカゲ>蛾

常時仲間と連携取りスキル無駄撃ちはしないこと(仲間の攻撃が早く、それで倒せる時は温存
初手J10羊狙って咲き乱れる赤
その後は敵密集地を狙って遠距離なら咲き乱れる赤、近距離なら幻想之刃
芋虫の飲み込み攻撃で飲み込まれた仲間はディープフォースで救助
敵の数が多いため序盤からスキル使って敵の数をガンガン減らす
序盤から勢いをつけて流れを掴もう

あとレッカ(弟)がこの戦場にいるのは心配だな
いや、レッカの回避力なら避けれるんだろうが
数が多いし、兄としてサポートしないと
無茶するなよ?

全員合流後は前衛を務める
飲み込まれない高生命力活かして芋虫の攻撃の射線妨害し受け止める
全ての敵と距離有る場合は銃に換装して撃破
攻撃をしないターンを失くし、効率よく敵を減らしていく
戦闘不能の仲間が出ないよう敵攻撃の射線を妨害し守るように動く

【心情】
「異邦のソフィスビショップ、エリーヌ・ペルグラン…今、参りますわ」
「見渡す限りの敵、敵、敵…存分に蹴散らしてよろしいのですわね?」

【目的】
敵全滅

【準備】
初期(弐:C3)

【同行者】
向野・A・黒子、アグラーヤ
「お二人とも、よろしくお願い致しますわね」

【行動】
後衛アタッカー
メイン装備本、状況に応じ銃も使う
モグラの潜行対策の為、常に動く

早めに全力移動で参(D7)のメンバーへと合流
その後、周辺の敵を範囲攻撃で更に
「味方が孤立する状況は望ましくありませんわ…急行致します」

羊を最優先に倒す
他、BSや異常が厄介な蛾、長射程のトカゲから優先的に倒す

敵攻撃は回避
「簡単には当たって差し上げられませんわね!」

密集した敵へ咲き乱れる赤(味方巻き込み避ける)
「開花せよ、紅蓮の華!ブルームフレア!」

乱戦時はレールガンか凍り閉ざす銀
敵並んだときは前者
「雷槍生成…IMDにて投擲!サンダーランス!」
「乱舞せよ、氷の剣!ディープフリーズ・トロワ!」

単発攻撃は銃、リロードは他にやることない時に行う

【心情】
 「……怖いけど、頑張りますよ。僕も。僕だってやれる事はあるから」
【目的】
 敵の殲滅
【準備】
 武器の手入れは綿密に。味方との戦法の確認
【同行者】
 ヴィルヘルミナ
【行動】
 初期位置D7
 初手討伐対象E10の羊
 スキルは常に惜しみなく
 前には出ない様に徹底
 【咲き乱れる赤】を使用する際はサブ2の【魔導書「沈黙の予言】を装備して使用&使用時は周囲の味方を巻き込まない様に着弾位置の調整と味方への通達を忘れないように
 【フォースアロー】・【ポイントバレッド】・【ポイントショット】使用はメインの【和弓「鳴弦」】装備で使用
 E10の羊討伐後は味方と協力しMAP南下しつつ敵を倒し、安全地帯形成
 その後、MAP上方から攻めてくる敵を迎撃・殲滅
 敵優先度 羊>その他 で状況によりけり
 危なくなったら無理はせず
 敵の中で物理の方が攻撃が効くなと思ったらメインをサブ1の【オートマチックXR7】に変更→攻撃
 物理・知覚の方が効くのかは味方にも伝達
 メイン1・サブ1のリロードは安全な場所で行う
 
 

●大気を切り裂いて
『どうか……どうか無事に帰ってきてください……!』
 そんな要の声をインカム越しに訊きながら、ライセンサーたちはアサルトコアの装備にしっかりと掴まって、地上を目指していた。眼下には”大穴”と形容しても遜色がない場所――インソムニア・ネザーが見える。その穴の中に降りていく仲間たちの姿もまた、目に入った。また空中に目を向ければ、そこでもナイトメアとの戦いが繰り広げられている。まさに死闘、という言葉が相応しい。
「ふむ、この難局を覆してこその真の漢というもの」
 好野 渚(la0076)は呟いた。インカムは相互通信状態にあるので、その呟きは全員の耳へと届く。渚への返答かどうかは分からないが、88(la0088)もまた言葉を落とす。
「目標は敵全滅」
 空気の圧がライセンサーたちを襲う。それに片目を瞑って耐えながら、黄昏 空(la0099)は仲間に聞こえるように――実際は必要ないとしても――叫んだ。
「これだけ多いんだ、ガンガン攻撃して潰していこう!」
「そうね、確実にしっかり倒していきましょ。回復はお任せあれよ♪」
 野津 雪信(la0182)が言った。可愛らしい口調の裏にしっかりとした想いが見える。
「同感です。悪夢たちを一掃しましょう」
 向野・A・黒子(la0227)が丸眼鏡を光らせながら言う。その瞳には柔らかな光と狼のような鋭い光が同居していた。
「いつも通りは簡単に、有事の余裕のために」
「うん、信頼してるよ、クロコ」
 私もクロコの半分も頭が回れば良かったんだけどな――と言いながら、アグラーヤ(la0287)は戦場を見渡した。敵、敵、敵。稼ぎ時、だ。
「壮観です……効率よく、叩きましょう」
 天城 慧佳(la0421)は目を細める。
 ヴィルヘルミナ ディートリヒ(la0610)も慧佳と同じように考えていた。私がどれだけ活躍できるかではない。全体で大勝できれば良いのだ、と。
「敵地の只中でもダンディは輝くもの」
 ギリースーツをぴったりと着込んだベル ダンディ(la0809)はふぉっふぉっと笑った。
「さあ手早く、確実に行こうか」
「作戦名、ミチオール……」
 桃簾(la0911)は一度空を見上げ、それから視線をネザーへと落とした。そして小さく笑う。
「流れ燃え尽きるのは遠慮したいところです。いっそ奈落の底闇を照らす太陽となりましょう」
 先程の要の言葉を桃簾は反芻する。”帰って来て下さい”? ――ええ、絶対に帰りますとも。
「わたくし達を信じ待っていなさい」
 陽乃社 烈火(la1580)は自分が考えるカッコいいポーズをとりつつ、口を開いた。
「ふっ……いくら数を揃えようと我が深淵から放たれし刃は全てを切り裂く。苦しむ瞬間もなく……その命は我が手のひらに」
「おいレッカ、無茶するなよ」
 陽乃杜 来火(la2917)は弟に対して、少し呆れながら言った。が、直後表情を引き締める。
(――命がけでエルゴマンサーに向かっていった仲間が居るんだ。この程度の敵の数で弱音は吐いていられない)
「仲間が地獄から戻ってくる場所を取り戻すために、ここの敵は全て蹴散らす!」
「一番多くやっつけるのは、あたいだけどね!」
 雪室 チルル(la2769)が胸を張る。一騎当千を名乗るなら、これくらいさくっとやっつけて――さいきょーをアピールする!
「見渡す限りの敵、敵、敵……存分に蹴散らしてよろしいのですわね?」
 エリーヌ・ペルグラン(la3172)はピカトリクスを持つ手に力を込めた。
 月渡・F・蛍(la3639)は先程から深呼吸を繰り返している。
「……怖いけど、頑張りますよ。僕も。僕だってやれる事はあるから」



 そうして、ライセンサー達を乗せたアサルトコアは地上に降り立った。




●太陽となるために
 ライセンサーたちに気づいたナイトメアが咆哮を上げる。桃簾はこちらを見ているトカゲ型ナイトメアの群れの中に跳び込んだ。パワークラッシュを放つ。敵の内の何体かが吹き飛んだ。それに続いて、慧佳が龍震虎砲を発動させる。それなりにダメージは入ったけれど、まだ動けるトカゲ型ナイトメアの方が多い。88はプロディギウムワンドを振るって、一体一体を確実に屠っていった。それぞれの場所に降り立った仲間たちの様子を伺う。よし、まだ囲まれる危険性は低い。トリアイナを持ち、慧佳はリーチを生かしつつ戦う。桃簾はパワーツイストを発動させた。更にトカゲ型ナイトメアを追い込む。
 雪信、チルルと共に降り立った渚は咲き乱れる赤を羊に向かって放った。可愛い――という言葉には程遠い濁り声を羊が挙げる。チルルが渚より前に出て、幻想の刃を発動した。羊が逃げる。間に割り込むように、狼型ナイトメアがチルルに迫った。チルルはもちろん、ひるまない。
「あたい達を止めたければこの100万倍は持ってくるのね!」
 群れに向かってチルルは突撃する。その様子を見ていた渚も後に続いた。こちらに顔を向けているトカゲ型ナイトメアに気づく。
「雪信!」
 銃によって味方の援護をしていた雪信に渚が呼びかける。
「背中は任せたぞ!」
 ふふ、と雪信は笑った。
「あらあら、任されちゃった。じゃぁ、攻撃は私の分まで思い切りお願いね♪」
「ああ!」
 一対多数の戦い。やはり無傷とはいかない。雪信は審判の雨雫を発動させた。
 黒子、アグラーヤ、エリーヌは他のメンバーと合流するべく、降りたった地点から全力で移動を開始した。近くに居る蛾型ナイトメア、モグラ型ナイトメアが三人に襲い掛かってきた。
 その攻撃をある時は防御し。
「そのような攻撃、私には通りません」
 ある時は回避し――。
「簡単には当たって差し上げられませんわね!」
「私も。これぞ回避型っていうのを、見せてあげるよ」
 ある時は受けてしまいながらも、三人は進む。途中、羊型ナイトメアの位置を確認したアグラーヤがその方向へと進む。接触。バーストクラッシュを発動。羊型ナイトメアの悲鳴に反応した芋虫型ナイトメアがアグラーヤへと向かってくる。させません――いや、させねえ! と黒子は射撃を行った。芋虫型ナイトメアが怯む。エリーヌもその後に続いた。囲まれないように、三人は攻撃を続けつつ、移動し続けた。
 空、ダンディ、来火は降下地点の近くに居る羊型ナイトメアにターゲットを絞っていた。彼らに気づいたモグラ型ナイトメアが二体、地面に潜る。空は一歩踏み込んで、大嵐屠を使用した。まだ地面に居るモグラ型ナイトメアにダメージが入る。弱ったモグラ型ナイトメアに狙いを定めて、ダンディが攻撃を仕掛けた。まずは一体! その攻撃に遅れることなく、来火はトカゲ型ナイトメアに向かって、咲き乱れる赤を発動させた。イマジナリードライヴが生み出す、想像力の炎がトカゲ型ナイトメアに襲い掛かる。ダメージは通った。しかしそれを羊型ナイトメアが回復する。
 ヴィルヘルミナ、烈火、蛍も空達と同じく羊型ナイトメアをターゲットとする。
「無理せず、皆と合流を」
 ツヴァイヘンダーGFを振るい、向かってくる狼型ナイトメアをヴィルヘルミナは突き刺す。トカゲ型ナイトメアがこちらに顔を向け、砲撃の準備をしてきた。烈火は蛾型ナイトメアを攻撃しつつ、兄である来火との合流を試みる。前に出ないように注意しながら、蛍はトカゲ型ナイトメアに向かい、沈黙の予言に装備を持ち替えて咲き乱れる赤を発動させる。
 戦いを続けながら、ライセンサーたちは少しずつ合流する。少し離れたところで戦っていた、桃簾、88、慧佳もまたそちらへと向かい始めた。彼らの後ろにはトカゲ型ナイトメアの死体が転がっていた。蛾型ナイトメアの頭部が発光する。その光を慧佳は無言で避けた。桃簾の背後から芋虫型ナイトメアが迫る。芋虫型ナイトメアは桃簾に体当たりを仕掛けた。しかし桃簾は華麗に避ける。
「わたくしを簡単に捕らえられると思わぬよう」
 88がエネルギーガンを利用して、蛾型ナイトメアを放つ。戦況をもう一度確認した。と、あることに気づく。烈火が孤立してしまっている。まずい、と88が思った直後、芋虫型ナイトメアが大きく口を開けた。
「烈火!」
「兄さん……っ」
 ばくん、と芋虫型ナイトメアが烈火を呑み込む。それを見ていたダンディが支援射撃を行った。芋虫型ナイトメアは動きを邪魔され、その体をくねらせる。べえええ、と嫌な音をさせて烈火を吐きだした。雪信が回復へと向かう。更に烈火へと攻撃をくわえようとするモグラを雪信は庇った。
「うふふ、あまり激しいオトコは嫌われるわよ」
 二人の元に、仲間たちが合流する。ナイトメアの群れがライセンサーたちに迫ってくる。北側に居たナイトメアたちも、トカゲ型ナイトメアを除いて動き始めていた。羊型ナイトメアが大声で鳴く。ライセンサーたちが傷つけたリジェクションフィールドを回復する。渚は叫んだ。
「この程度の事で俺を止められると思うなよ!」
 なるべく多くの敵を巻き込むよう、渚は咲き乱れる赤を発動させる。想像力の炎。モグラ型ナイトメアが地面に潜った。88は味方に警告する。自身も動き、芋虫型ナイトメアを射撃した。
「よし、突撃だ!」
「あたいも!」
 空とチルルが揃って前線へと踊り出る。大剣でガンガン切り込んでいく二人へ、黒子は援護射撃を行った。撃つ、撃つ、撃つ。弾切れ。換装。己の唇を舐める。これはもっと攻めるべきだ。
「――アグラーヤ、いけんだろ?」
「もちろん」
 クロコの言葉にアグラーヤがバトルアクターを振るう。弱ったナイトメアを確実に、倒していく。モグラ型ナイトメアが近くに顔を出した。幸運、と彼女は攻撃を行う。慧佳は武器をグランドセイバーに持ち替えて、こちらへと近づく羊に接敵した。慧佳が構えないことに、羊型ナイトメアは少し驚いたらしい。慧佳は無言で、羊型ナイトメアに攻撃を行った。一体が悲鳴を上げて倒れる。
 ごろごろごろごろっ、と勢いつけて近づいてきたダンゴ虫型ナイトメアをヴィルヘルミナは迎え撃つ。想像していたよりも速い。少しだけ喰らってしまった。だがダメージを喰らったのはヴィルヘルミナだけではなく、周りのダンゴ虫型ナイトメアもまた、少しだがひるむ。その隙をついて、ヴィルヘルミナは旋空連牙を彼らに叩き込む。ダンゴ虫型ナイトメアが数体、その活動を終えた。
「お見事」
 ふぉっふぉっふぉっ、と楽しそうに笑いながら、ダンディは羊型ナイトメアに対して心射撃を撃ち込んだ。さあ次に弱っているのはどいつだ?
「皆さん、北へ行きましょう」
 パワーツイストで敵の密度が高い場所を狙いながら、桃簾は言う。その言葉によし、烈火が声を上げた。
「レッカ、無理するな」
「もう僕は大丈夫!」
「……全く」
 来火はまだ残っている芋虫型ナイトメアと蛾型ナイトメアに向かった。幻想之刃で数を減らす。ちらりと、烈火を見た。蛾型ナイトメアが彼を狙っている。流石の烈火でも避けきれないと判断して、来火は攻撃の方向を変えた。そのせいで、ダンゴ虫型ナイトメアから攻撃を喰らう。追撃は許さないと、蛍はフォースアローを放った。先程から敵の様子を見ているけれど、物理攻撃と知覚攻撃。どちらが効くのかが見分けられない。これはもっと研究しなくては。しかしそれは後だ。
「乱舞せよ、氷の剣! ディープフリーズ・トロワ!」
 エリーヌが発動した凍り閉ざす銀がナイトメアたちを襲う。最後の羊型ナイトメアを空が倒した。チルルが顔を拭う。後はトカゲ型ナイトメアが二十体。、芋虫型ナイトメア、蛾型ナイトメア、狼型ナイトメアが数体。空はトカゲ型ナイトメアの群れに飛び込んだ。88が彼に続く。二人はトカゲ型ナイトメアの懐に入り込み、攻撃を行う。武器をバスターライフルに持ち替えて、渚は芋虫型ナイトメアを射撃する。
「スキルだけだと思うなよ!」
 雪信は蛍を盾で庇いつつ、味方の負傷具合に注意を払った。黒子は蛾型ナイトメアを集中的に撃つ。アグラーヤも空と88とは別のトカゲ型ナイトメアを攻撃する。慧佳が彼女の攻撃に続いた。ナイトメアの断末魔が二人の鼓膜をただ震わせる。ヴィルヘルミナはダンゴ虫型ナイトメアの死骸を放って、狼型ナイトメアの視線を遮った後、剣で相手を薙ぎ払った。
「もう少しですよ、皆さん。ダンディに決めましょう」
 攻撃が薄い箇所を狙い、ダンディがミネルヴァP8000の引き金を引く。桃簾は微笑した。
「残り僅か。最後まで手加減などしてあげませんよ?」
 チルルも手は抜かない。最後の蛾型ナイトメアを落とす。これでもう何体倒しただろう? 誰が一番多く倒しただろう? そんなの決まっている。あたいが一番だ!

 そして。
 ライセンサー達の尽力により、その場のナイトメアは全滅した。



●皆を待つ
「お疲れ様でした! ゆっくりと休んで下さい!」
 戦闘後、キャリアーに戻った一同を要が迎え入れる。その側には揺光も居た。彼女は冷たい飲み物を配り始める。受け取る時に渚はちょっとだけ躊躇したが、質問をすることで誤魔化した。
「他のところの戦況はどうなってるんだ?」
 要は申し訳なさそうに首を振った。
「こちらに状況の報告は届いていなくて――」
 皆から離れた場所で88は受け取った缶ジュースを飲んだ。
(こちらは努力した。結果を見せてくれ)
「皆ならきっと大丈夫だよ!」
「そうね。私たちだけじゃない。皆、幾つもの戦いを潜り抜けてきたの。それは必ず、実を結ぶわよ」
「お二人の言う通り、皆様なら戻ってきます。絶対に」
 空と雪信、エリーヌが頷きながら言う。丸眼鏡を拭きつつ、黒子は口を開いた。
「いつも通りは簡単に、有事の余裕のために。……信じて待つのみです」
「そう思う。……ところで、クヨウくん、だっけ」
 アグラーヤが要を見る。はい、なんでしょう、と要は受け答えた。
「今回の報酬って撃破数に比例したりする? 私、57体ほど倒したのだけど」
「待った!」
 チルルがアグラーヤの横に並ぶ。
「あたいの方が多いぞ! あたいは58体倒した!」
「あ、あの……ごめんなさい。撃破数は、その、影響ない、です……」
 小さくなる要にアグラーヤとチルルは残念そうな顔をした。
 慧佳は窓からインソムニア・ネザーを見る。あの中は今、どうなっているのか――考えても仕方ない。わたしはやるだけのことをやったのだから。同じようなことをヴィルヘルミナも考えていた。こっちの被害はなるべく抑えて、ナイトメアを一掃した、と。
「他の戦いもきっとダンディに対応しているよ、ふぉっふぉっ」
 ダンディは缶ジュースのお代わりを要求した。私も貰えますか、と蛍が言う。その手には今回の戦闘で得たことが書き留められているノートが握られていた。
「皆はきっと戻ってくる。あの地獄から」
「ふふふ……そう我々が守り切ったエデンに……!!」
 来火の言葉に烈火が同意する。が、直後うずくまった。芋虫型ナイトメアに呑み込まれた時に負った怪我が痛んだようだった。
「戦闘は終わったのですから、声を張らず、きちんと休むべきです」
 桃簾の言葉に烈火はそうします……と大人しくなった。



 15人のライセンサーは待つ。
 仲間が”勝利”と叫ぶその時を――。
 

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